1.おーぷにんぐ
2.僕の名前
作詞:はなわ
作曲:はなわ
僕の名前は本名で「塙」
土へンに高いと書いて一文字で「塙」
その珍しい漢字を辞書で調べると
「塙」の意味は山のでっぱった所
どこだよ
そんなはなわは昔から
初めて会う人にこう言われる
「はなわっていったらさ、
ちびまる子ちゃんの花輪クンと一緒だよね.ハハハ」
だけどどっちかというとキャラははまじ
中流家庭
そんなはなわは夢を求め
ふるさと佐賀から東京へやって来た
もちろん芸名は本名のはなわ
かわいさを出すためにひらがなではなわ
効果ゼロ
こないだ駅のホームで電車を待っていたら
隣にいたカップルが俺を見てささやいてた
「あれー、あいつってなんか、
お笑いとかやってるヤツじゃねーの?あいつ」
「えーうそ、あんな人全然知らないよ。じゃあ名前なんていうの?」
僕は心の中で
はなわだよ、はなわだよ
すると彼は俺に近づきこう言った
「あのー、はにわさんですよね?」
微妙に間違えるな
俺は土偶じゃねぇ
だけど嬉しかったから
「あ、どうもはにわです。」
そんなはなわはこのあいだ初めて佐賀に営業に行きました
僕の出番の前に司会のおねえさんが
僕のことをこう紹介しました
「えー、それでは続きまして、
佐賀県が生んだお笑い芸人、なにわさんです。
どうぞー!」
俺ははなわだー
なにわじゃねぇ
二文字も間違えるな
俺は大阪か
さすがに今回は言おうと思ってたら
観に来てた友達が
「おいっ!何間違えてんだ!!はなわだろうが!おいっ!」
会場の空気が一気に悪くなり
僕は気を遣ってなにわで通した
「いやー、ホンマに嬉しいですわ。めっさおおきに。」
もろに関西弁
3.千葉県
作詞:はなわ
作曲:はなわ
ちばんばんばばんばん
千葉の人たちは関東の中にある他の県の事をライバル視してる
特に神奈川 埼玉 東京の二番手は譲らねぇ
ちなみに千葉から見て茨城は東北
ちばんばんばばんばん
千葉市の駅前にあるフクロウの形の交番は
夜も寝ないで市民を守るという意味らしい
だけど良く考えたらフクロウという鳥は夜行性だから昼は寝ている
ちばんばんばばんばん
浦安市民の不満といえば ディズニーランドのせいで毎日渋滞
南国でもないのに道中にヤシの木
いつの間にかリゾート地でジュースが200円
ちばんばんばばんばん
千葉の名産といえば落花生
おやつはいつも落花生 みそピーナッツ
だけど千葉の落花生は高いから 食べているのは中国の落花生
ちばんばんばばんばん
千葉のキャッチコピーは「教育の国さわやかハート千葉」
教育県でさわやかだと謳っているのに 千葉は日本一のラブホテルの数
ちばんばんばばんばん
千葉には日本一汚い沼手賀沼がある
昔はたくさんの舟が浮かんでいたのに 今浮かんでいるのは鮒
ちばんばんばばんばん こんなこと言ってたら
ちばんばんばばんばん バチが当たるぜ
だけど俺には毛頭関係ねぇ もっと千葉の事を伝えよう
リサイクル率No.1ようは貧乏性 成田の人は騒音で声がでかい
頑張って東京に来ても錦糸町まで 今だに映画に出てくるような番長がいる
出身タレントといえばヨネスケ 本名は小野五六 ヨネスケ
ヨネスケ ヨネスケ ヨネスケ カタカナ
ヨネスケ ヨネスケ ヨネスケ
こないだこの歌を千葉で歌ったら
子供に空気銃で撃たれた
僕の故郷は佐賀だけど
実は小2まで我孫子に住んでた
だから大好きさ千葉県
4.親父
作詞:はなわ
作曲:はなわ
うちの親父はとても無口で 昔かたぎのマジメな男
毎日同じ時間に起きて 毎日熱い味噌汁すすって
仕事ばかりで疲れた親父の 後姿をずっと見ていた
お袋は言う「ダメな人だ」と だけど親父に憧れていた
そんな親父と生まれて初めて二人きりで釣りへ出掛けた
二人乗りの錆びた自転車で胸を躍らせて釣りへ出掛けた
川へと続く長い砂利道を 俺は親父の背中にしがみついて
ゆっくりとただゆっくりと 無口な親父にしがみついて
誰もいない川のほとりで 俺と親父は自転車を降りて
二人並んで竿をたらした 親父はいつものタバコをふかして
この時までは あんな悪夢が起こるなんて夢にも思わなかった
何時間経っても魚が釣れねぇ 親父の周りは吸殻だらけさ
すると親父は急に立ち上がり 網を片手にすそをめくり始めた
一歩ずつ一歩ずつ 何も言わずに川の中へと入っていった
すると親父は今度は急に立ち止まり なぜか一歩も動かなくなった
俺が親父に「どーしたの?」そう言うと 親父は一言「足が抜けん」
水かさが増していく どんどん増していく そろそろ肩まで浸かりそうなんだ
川の流れが激しさを増す
親父がちっちゃな声で「やべっ!うわぁあ、やべっ」
ついに親父が流され始めた 息子の目の前で流され始めた
無口なあの親父がリアルな顔で 「助けてー!助けてー!」もろに泣いている
時速60キロで流される親父 ついに親父が見えなくなった
親父 親父 親父 親父 親父 親父ー!
下流に着くと体育座りでガタガタシクシク震えていた
親父の肩にはメガネがぶらさがり
鼻から小魚の尾びれが出てた
そんな親父を錆びた自転車の後ろに乗せて家へ帰った
親父は一言「母ちゃんには言うなよ」
俺も一言「あたりめーだろ」そう言った
うちの親父はとても無口で 昔かたぎのマジメな男
5.埼玉県
作詞:はなわ
作曲:はなわ
だんだんだんだだんだんだーん だんだだ埼玉
どんなに歩いても海がない
海だけならまだしも空港ない
名所もないさらに郷土愛もない
だけどアジア一でかい団地がある
だんだんだんだだんだんだーん だんだだ埼玉
埼玉の人はなぜか分からないが 東京の人よりも東京に詳しい
アルタの下だとか上野のアメ横でメロン食ってる奴ら みんな埼玉人
だんだんだんだだんだんだーん だんだだ埼玉
埼玉一の都市大宮はすごいぜ ××の売買量がダントツ日本一
人形の町で有名な岩槻市が 駅に飾ってる人形は MADE IN 台湾
だんだんだんだだんだんだーん だんだだ埼玉
埼玉と東京をつないでいる埼京線は 駅のホームまでやけに遠い
経済企画庁の調べによると 住みにくい県第一位は埼玉
しかも二年連続
だんだんだんだだんだんだーん だんだだ埼玉
こっからは俺の勝手な埼玉のイメージさ
だんだんだんだだんだんだーん だんだだ埼玉
もちろんライバルは千葉
やたらとやたらと池袋で遊ぶ
みんなみんなアオカン大好き
シンナー大好き シャコタン大好き ファミコンちょい好き
さいたま市はひらがな
こないだこの歌を埼玉で歌ったら目の前にいたヤンキーマジギレ
だんだんだんだだんだんだーん
僕の故郷は佐賀県だけど
実は生まれた場所は春日部
だんだんだんだだんだんだーん
だから大好き埼玉
6.はなわのさわやかな青春
作詞:はなわ
作曲:はなわ
僕の初恋は中学生のころ 同じクラスの江頭花子ちゃん
東京じゃ江頭はめずらしいらしいけど 佐賀じゃ江頭はクラスに5人はいる
そんな初恋の江頭花子ちゃん とても笑顔がかわいい女の子
ある日学校に小犬が迷い込んできた
優しい花子ちゃんはその小犬を抱きかかえて
何度もベロベロチューをしていた
僕は木陰からそれをずっと見ていた
花子ちゃん去るやいなや ぼくは小犬をわしづかみ
「花子」と叫びながら熱いキスをしようとすると
あんなにかわいかった小犬が豹変して 下唇にかみつき6針ぬった
ある日プールの授業の時
花子ちゃんの水着姿に僕は興奮して プールから一歩も出れなくなった
クラスのみんなが「オイ!はなわ!何やってんだ。早く出ろよ!」
僕はヤバイと思い足がつったふりしようとしたら
本当につっちまっておぼれちまった
気がつくとみんなが僕のアソコを見て笑っている
そしてついたあだ名が「ぼっきん」
担任も普通に「はい、じゃあ次、ぼっきん。」
修学旅行帰りのバスの中で僕は運よく花子ちゃんの隣りの席になった
すると「プー」急に異臭が漂ってきた
隣り見ると花子ちゃん真っ赤な顔をしてた
僕は気にいられる最大のチャンスだと思い
おもむろに立ち上がりみんなにこう言った
「みんなみんな、ちがうちがう、
聞いて聞いて. これは花子ちゃんじゃなくて、
俺がしました。俺が。」
そして隣りの花子ちゃんを見るとシクシク泣いている
きっと感動したんだな
そして卒業式 僕は最後に花子ちゃんに気持ちを伝えたくて
「今日帰りに体育館裏へ来て下さい。」そう書いた手紙をそっと手渡した
日も落ちて薄暗い中ドキドキ待っていると ついに足音が聞こえてきた
だけどなぜか来たのは学級委員の古賀さん
古賀さんつくやいなや僕にこう言った
「花子がすごい迷惑してるから、
花子につきまとうのやめた方がいいと思います。
第2ボタンなんかいるわけないでしょ!このぼっきん!!」
ふと見ると花子ちゃんが木陰から見ていた
目が合ったとたんダッシュで逃げた
みんなこうして大人になるんだな
そんなはなわのさわやかな青春
そんなはなわのさわやかな青春
7.実話
作詞:はなわ
作曲:はなわ
あれは確か僕がまだ小学五年生の頃
友達三人で平和台球場へ 西武対ダイエーの試合を観に行った
プロ野球好きの僕たちは
三時間前には球場へ行って
選手たちの練習風景をずっと眺めてた
すると西武側のベンチの中から
当時不動の四番打者の清原が出てきた
僕らは嬉しくて嬉しくてずっと
「スーパースター!スーパースター!」
そう叫び続けたんだ
すると清原はその声に気付いて
僕たちの方へ近づいてきてくれて
ただ一言 たった一言
清原はこう言った
「うるせぇ」
そんな清原が大好きだ
8.大阪府
作詞:はなわ
作曲:はなわ
大阪で生まれた人は
信号の赤青黄色の意味を知らない
青は進め 黄色は進め
赤は気をつけて進め
大阪の常識といえば
エリートは一流大学より吉本
レコード大賞より上方お笑い大賞
ベッカムよりもやしきたかじん
東京なんかに負けないくらい
大阪は日本一やで
二十年間守り続けてる
日本一の引ったくりの件数
芸人選挙に出れば絶対当選
嬉しいことがあれば川に飛び込め
特技といえば路駐
カラオケの最後の曲はもちろん六甲おろし
しかもオマリーバージョン
なんでやねん どないやねん やっぱ好きやねん
お好み焼き定食 僕ら炭水カブティズム
なんでやねん どないやねん
たこ焼き好きやから つまようじの消費率がなんと世界一
なんでやねん どないやねん
みんなで一緒についてこい
一家に一台たこ焼き機
二時間ドラマが大好き
百円値切るの八時間
納豆食うなら虫を食え
上沼恵美子はカリスマ
円広志は飛びすぎ
さらには廻りすぎ
ツッコミしないと非国民
なんでやねん どないやねん
そんな大阪が意外と好きやねん
9.Hな男の子
作詞:はなわ
作曲:はなわ
女にモテるためならば
たとえ 火の中 水の中
僕は今男の子
Hな男の子
電車に揺られているときも
歌を歌っているときも
頭の中には女の子
Hな女の子
夜中鳴く猫も 食べられちゃうカマキリも
みんな本当にそうですか
教えて先生
それは本能のままに
みんな本能のままに
年をとるたびに消えてゆくのかな
こんな僕はバカですか
教えて先生
それは本能のままに
みんな本能のままに
頭がハゲたおやじでもHな男の子
みんなHな男の子
10.俺のきっかけ
作詞:はなわ
作曲:はなわ
俺はガキの頃から自慢じゃないけど
かなりの そりゃ かなりの人気者だった
自分でもよく分からないくらい
俺の一言でみんな大爆笑
たとえば俺がトイレでウンコしていると
みんな必ず集まってきてくれて
上から雑巾とか投げてくるから
そんな時一言「やめろ!」で大爆笑 もちろん牛乳雑巾
他にはたとえば下駄箱の靴が
なぜか あ〜なぜだかなくなっちゃった時に
みんなが「おい!はなわ早く来いよ」言ってくれるから
そんな時一言「あれ?ない!」で大爆笑 財布がなくなるときもある
そんな俺はもちろん女子にも人気者だった
俺をテーマにしたゲームとかも沢山あった
中でも一番人気があったゲームといえば
俺が触ろうとするとよけるというゲーム 俺はアイドル
そんな俺は昔から異常にがに股だった
運動会走るときもがに股でみんなに笑われた
佐賀テレビのおもしろビデオ大賞勝手に出されてて
俺の「がに股走法」佳作をとってた それがはなわの初テレビ
そんな俺は自分の笑いを日本一と信じて東京へやってきた
だけど8年たった今 やっと気付いたんだ
俺の笑いは宇宙一!
今日もこんなに俺だけのために集まってくれて
Thank you my friends
それじゃあ今日は特別にみんなのために一緒に歌を歌ってやる
11.佐賀県(あこーすてぃっくわらいなし)
12.生きてやれ
作詞:はなわ
作曲:はなわ
生きてやれ
歌うことが好きだから
君のために歌おう
決してうまくはないけど
君のために歌おう
夢を求め 明日
君はここを旅立つ
決して振り返らずに
走り続けてくれ
線路脇に咲く 孤独な花だからこそ
ガムシャラで強い根をはりながら
生きてやれ
憶えてるかい 毎朝
待ち合わせをしたあの場所を
どんなに寒い冬でも
君は遅れて来たっけな
君がここへ いつの日か
帰ってくる時
決して変わらないあの場所で
もう一度会おう
下流に転がる 素朴な小石だからこそ
激しい流れに身を耐えながら
生きてやれ
走ろうぜ 走ろうぜ
2ケツでふかしたときのよう
笑おうぜ 笑おうぜ
2人飲み明かしたときのよう
進もうぜ 突き進もうぜ
あの娘を愛したときのよう
泣かないぜ 泣かないぜ
いつかのために 泣かないぜ
歌うことだけが
大好きな僕だからこそ
これからの君のために歌おう
生きてやれ
生きてやれ
生きてやれ
13.かあちゃん
作詞:はなわ
作曲:はなわ
※マイマイマイマイマイマザー
マイマイマイマザー
マイマイマママイマイマザー
マイマイマイマザー※
鈴木君ちのお母さんは後ろから見るとまるで20代
だけどうちの母ちゃんは後ろから見ると父ちゃん
マイマイマイマイマイマザー
ある意味マイファザー
マイマイマママイマイマザー
マイマイマイマザー
田中君ちのお母さんは化粧をとっても人に綺麗と言われる
だけどうちの母ちゃんが化粧とると愛犬に噛まれる
マイマイマイマイマイマザー
しつけは完璧
マイマイマイマイマイマザー
教えたの母ちゃん
母ちゃん自分で吉永小百合に似てると言うけど
俺から見たら大木凡人
Mをとったらother
母ちゃんの他人になりてぇ
(※くり返し)
だけど大好きマイマザー
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